|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 子 : [こ, ね] (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November) ・ 春 : [はる] 1. (n-adv,n-t) spring ・ 学 : [がく] 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge ・ 学者 : [がくしゃ] 【名詞】 1. scholar ・ 者 : [もの] 【名詞】 1. person
杜子春(と ししゅん)は、後漢の学者。劉歆の起こした『周礼』の学問を後漢時代に伝えた。 == 略歴 == 『漢書』『後漢書』は杜子春について何も伝えていない。賈公彦『周礼注疏』序周礼廃興に引く馬融の「伝」に略歴を載せる。それによれば、杜子春は河南緱氏(今の洛陽市偃師)の人で、劉歆に『周礼』を学んだ。後漢のはじめに劉歆の弟子はほとんどが死にたえたが、杜子春は明帝の永平年間(58-75年)のはじめにまだ生きており、年齢は90歳ちかくだった。古文学者の鄭衆や賈逵はいずれも杜子春に『周礼』を学んだ〔賈公彦『周礼注疏』序周礼廃興「是以馬融伝云(中略)奈遭天下倉卒、兵革並起、疾疫喪荒、弟子死喪。徒有里人河南緱氏杜子春、尚在永平之初、年且九十、家于南山、能通其読、頗識其説。鄭衆・賈逵往受業焉。」〕。 『経典釈文』の説明もほぼ同じであるが、賈逵ではなく鄭興・鄭衆親子が杜子春に『周礼』を学んだとしている。 杜子春の著作は残っていないが、『周礼』の鄭玄注のなかに鄭興・鄭衆に並んで杜子春の説が数多く引用されている。馬国翰『玉函山房輯佚書』に杜子春の説が集められている〔 (archive.org)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「杜子春 (学者)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|